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クレジットカードをそれまでもったことのない人が初めて申請するとき、一般的なクレジットカードであれば問題なく審査に通過します。ただ、中にはクレジットカードの審査に落とされる人がいます。どういう人かというと、ある程度の年齢になっているにも関わらず、それまでクレジットカードを含め金融商品を使ったことがない人です。

なぜ、クレジットカードをそれまで利用したことがないという理由だけで審査に落ちてしまうのでしょうか。これには、当然ながら理由があります。

個人信用に傷があるとクレジットカードを発行できない

クレジットカードというのは、後払いをする仕組みなので軽い借金をしているのと同じです。そのためカード会社にとって、最も恐れるのは「お金を支払ってくれない」ことです。引き落としをしようと思っても、銀行口座にお金がなければうまく引き落としがされません。

そこで、クレジットカードを使用するに値する人物であるかどうかについて、情報を保管する専用の機関があります。それまでどのようにクレジットカードを使用してきたかについて、クレジットカードの利用歴(クレジットヒストリー:略称、クレヒス)として蓄積されているのです。こうした個人の信用情報を「個人信用」といいます。

ただ、中にはクレジットカードによる支払いが滞る人がいます。例えば、「携帯電話の料金をクレジットカードで自動引き落としにしていたものの、銀行口座に残っているお金が少なかったためにクレジットカードによる請求額を引き落としできなかった」などのケースです。こうしたとき、個人信用に傷がつきます。

そこで、クレジットカードの新規発行やローンを組むときは、「この人はきちんと支払い能力があり、返済してくれるのか」が審査されます。

個人信用が問題ない場合、スムーズにクレジットカードを発行できますし、ローンも組めます。ただ、借金をしていて債務整理(自己破産など)をした過去があるなど、個人の信用情報に傷がついている人(ブラックな人)であるとクレジットカードを作ることができません。審査で落とされるからです。

ただ、債務整理をした過去の情報というのは、ある程度の年数が経過すると消えてなくなります。クレジットヒストリーの保有期間は限られているため、基本的には7~10年ほど経過すると過去の事故情報がすべて消え、まっさらな状態になり、クレジットカードを発行できるようになります。

クレジットカードをずっともっていなかった人が審査に落ちる理由

ただ、たとえ債務整理から10年経過したとしても審査に落ちることがあります。なぜ、クレジットヒストリーが真っ白の状態にも関わらず審査に落ちるのでしょうか。

過去に債務整理をしていた人であると、ある程度の年齢(30歳以上)であるにも関わらずクレジットカードを含めた個人信用の情報がまったくない状態になります。

いまの時代、30歳以上の年齢であるのに個人信用の情報がまったくないのは不自然です。そのため、ある程度の年齢で金融商品の使用歴がないと「この人は過去に債務整理をしたのではないか」と疑われ、結果としてクレジットカードの審査に落ちてしまうのです。

これと同じことは、30歳以上になるまでまったくクレジットカードを所有したことのなかった人にも当てはまります。個人信用に問題ない人を「ホワイト」といいますが、ある程度の年齢に達するまでクレジットカードを作ったことのない人は「スーパーホワイト」といわれます。

こうしたスーパーホワイトの人と債務整理をした人を比べると、両者とも「年齢が30歳以上」「過去のクレジットヒストリーがまったくない」という共通点があります。それまでローンを組んだことのある人ならクレジットヒストリーと同じように情報が溜まっていきますが、ローンすら組んでいない場合は個人信用の情報がまったくない状態になっているのです。

要は、なぜスーパーホワイトの人がクレジットカードの審査に落ちるのかというと、「この人は過去に債務整理を含めた何かしらの事故をしているのではないか」と疑われるからです。

たとえ年収1,000万円以上で、預金が豊富にある人であっても、スーパーホワイトの状態であれば審査に落ちることがあります。ローンや借入がゼロで年収も高いとなると、問題なくクレジットカードを保有できるように思えます。ただ実際は、むしろローンを組んでいなかったり借金をして返した実績がなかったりすることによって、クレジットカードの審査に落とされてしまうのです。

審査に通過しやすいクレジットカードに申し込む

そこでスーパーホワイトの人が行うべきは、審査を比較的通過しやすいクレジットカードに申し込むことです。過去に債務整理をしたことのある人であっても、問題なくクレジットカードを作ることができた人は何人もいます。これは、審査に通過しやすいクレジットカードを選んだからです。

これと同じように、最初からグレードの高いクレジットカードに申し込むのではなく、まずは審査に通過しやすいクレジットカードを選び、少しずつ使用実績を積むようにしましょう。

ちなみに、「クレジットカードの使用履歴がない人」とはいっても、20代前半などの若い人はクレジットヒストリーがないのは当然です。そのため、この場合は審査で不利になるということはないので安心しましょう。

ブラックの人であるとクレジットカードを発行できませんが、このようにスーパーホワイトの状態であってもクレジットカードを作るときに不利になります。ローンや分割支払いを行ったことがないなど、信用情報がないのは実は不利に働くようになります。

こうしたことを理解したうえで、早めにクレジットカードを作っておくといいです。そして、もし既にある程度の年齢にも関わらず、クレジットカードなどをもっていない場合、審査が通りやすいクレジットカードに申し込むようにしましょう。

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