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海外出張のときなど、空港で飛行機を長い時間待つことになります。空港には早めに到着する必要があるため、1~2時間の待ち時間は当たり前です。このとき、空港の待合座席で時間をつぶしてもいいですが、ビジネスマンであると飛行機の待ち時間を有効に活用したいものです。

私の場合、海外出張のときはパソコンをもっていき、空港での待ち時間は仕事をします。このときは充電のためにコンセントが必要だったり、のどが渇くので飲み物がほしかったりします。

そうしたとき、空港にあるラウンジを活用するといいです。空港ラウンジであればゆったりとしたソファがあり、当然コンセントがあるので充電もできます。食べ物や飲み物も無料です。

海外出張の多いビジネスマンにとって、空港ラウンジを活用するのは必須だといえます。こうした空港ラウンジを使うためには、プライオリティ・パスが重要になります。

プライオリティ・パスとは何か

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法人カードの種類によっては、付帯サービスとしてプライオリティ・パスがつきます。海外の空港ラウンジを活用するとき、プライオリティ・パスが必要になります。

プライオリティ・パスを提示することによって、世界中にある900以上の空港ラウンジを活用することができるようになるのです。無料で空港ラウンジを利用できるため、私の場合は特別な理由がない限りは必ず活用しているようにします。

「VIP Lounges」「VIP Room」などの案内板があれば、そこがプライオリティ・パスの使用できる場所である可能性が高いです。プライオリティ・パスが使えるかどうかについては、会員証のマークがあるかどうかによって判断できます。

例えば、以下は私が海外へ出向いたときにプライオリティ・パスを活用した空港です。プライオリティ・パスを使い、ここのラウンジへ入りました。

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飛行機の待ち時間は3時間ほどでしたが、飲み物を飲みながらパソコンで仕事をしていました。

通常であれば、ソファではなく固い席に座ることになります。飲み物を購入するときは自腹ですし、パソコンや携帯電話を充電するときの電源はありません。

これが、フカフカのソファに座り、おいしい飲み物を飲んだり食事をとったりしながらの仕事であるためはかどります。

部屋は無料でWi-Fiを活用できますし、ビールを含むアルコールを無料注文することもできます。空港を非常に快適に過ごすことのできるサービスがプライオリティ・パスなのです。

海外の空港を活用するとき、基本的に主要空港であればどの空港であっても「VIP Room」などの文字をたどっていけば、プライオリティ・パスを使用できる部屋にたどりつきます。世界120か国、400都市、900か所以上にも及ぶため、主要国際空港内を探せばどこかにはあるのです。

ゴールドカードのラウンジとは異なるのか

日本を含め、海外の国際線でプライオリティ・パスを利用できるラウンジは多く設置されています。ただ、日本国内で旅行するときはゴールドカードを提示して入れるラウンジもあります。

それでは、プライオリティ・パスとゴールドカードの空港ラウンジは何が違うのでしょうか。

日本の地方空港には、ゴールドカードで入れるラウンジがたくさんあります。ただ、プライオリティ・パスで入れる空港ラウンジに比べると段違いに内容が劣ります。

ゴールドカードで入れるラウンジの場合、イスが並んでいてジュースを飲めるだけの簡素なものがほとんどです。Wi-Fiをつなげる点は優れているものの、それ以上でもそれ以下でもありません。

一方で、プライオリティ・パスで入れるラウンジであると、ジュースやお菓子、食事を含めあらゆるものが揃っています。

また、ゴールドカードでは「保安検査場などでセキュリティチェックを受ける前」にあるラウンジの利用が基本です。保安検査場を通過した後には、「ゴールドカードを利用して入れるラウンジ」は基本的に少ないと考えてください。

そのため、早めに保安検査場でチェックを受け、あとはフライト時間がくるまでゆっくり過ごすなどのことができません。

一方で国際空港であれば、保安検査場でセキュリティチェックを受けて通った後であっても、プライオリティ・パスを利用して入れるラウンジが設置されてあるのは普通です。

そのため先にセキュリティチェックを受け、後はフライトを待つだけの状態にしてラウンジでゆっくり過ごすことができます。私の場合、いつもフライトの20~30分ほど前にラウンジを出て搭乗口に移動し、飛行機に乗るようにしています。

ゴールドカードをもっていたとしても、「プライオリティ・パス専用のラウンジ」を使うことはできません。必ずプライオリティ・パスをもっておく必要があるのです。

ただ、日本の地方空港ではプライオリティ・パスを利用できないラウンジが多く、その場合はゴールドカードをもっていて損はありません。ゴールドカードであれば、VISAやJCB、アメックス、ダイナースなどあらゆるカードが対応しています。

プライオリティ・パスはどのように使えばいいのか

プライオリティ・パスの使用方法は簡単です。まず、プライオリティ・パスに対応したラウンジを探すようにしましょう。プライオリティ・パスを使用できるラウンジでは、プライオリティ・パスのマークがあるのですぐに分かります。

例えば、私が海外へ出向いたときは以下のような看板が立っているラウンジを利用しました。看板の近くにくると「Priority Pass」の文字が見えます。

このときプライオリティ・パスのカードと搭乗チケットの2つがあれば、問題なく中に入ることができます。受付の人がいるため、カードと搭乗チケットを見せれば中に入れてくれます。

無料Wi-Fiを使いたい場合、このときにパスワードを教えてほしいことを伝えれば問題ありません。たとえ英語ができなくても、「Wi-Fi password?」などのように言えば伝わります。

もちろん、海外に限らず成田空港や関西国際空港などであってもプライオリティ・パスを利用できるため、出国前を快適に過ごすことができます。

空港ラウンジで提供されるサービス

プライオリティ・パス利用での空港ラウンジでどのような無料サービスを受けることができるかというと、以下のようなものになります。

・軽食(サラダ、サンドイッチ、パン、お菓子など)

・飲み物(ジュース、ビール、その他アルコール類)

・無料Wi-Fiインターネット接続サービス

・シャワールーム

こうした設備と共にゆったりとした広いソファが用意されているため、海外出張の多いビジネスマンにとってプライオリティ・パスは非常に重要な存在だといえます。

特に海外では、飛行機の時間が変更になったり搭乗口が変わったりすることが頻繁にあります。そうしたとき、無駄に待ち時間を過ごすのではなくこうしたスペースで仕事をしながら搭乗を待つようにしましょう。そうすれば、ビジネスの効率が飛躍的に向上します。

もちろん、プライオリティ・パスで入れる空港ラウンジには飛行機のフライト時間や搭乗口を表示する電光掲示板も存在するため、問題なくフライト時間をチェックすることができます。

同伴者は有料となる

ただ、いくらプライオリティ・パスを提示して自分は無料で入れたとしても、同伴者は有料になってしまいます。同伴者もプライオリティ・パスをもっていればいいのですが、そうでない場合は1回の利用ごとに27ドル(1ドル100円換算だと、2,700円)が必要です。

海外出張のとき、同伴者がいると遠慮して空港ラウンジを使えないかもしれません。ただ、一人で海外へ行く場合や、空港でいったん解散して指定時間に再び待ち合わせる場合などであれば、問題なく空港ラウンジを活用できます。

プライオリティ・パスを使える法人カード

法人カードの中には、「プライオリティ・パスを申し込める権利」を有しているクレジットカードがあります。

プライオリティ・パスを入手するためには、こうした法人カードへ申し込まなければいけません。VISAやMasterなどのように規格で決まるのではなく、カード発行会社が法人カードに「プライオリティ・パスを付帯サービスとしてつけているかどうか」が重要になります。

法人カードの年会費は経費で落とせるため、海外出張が多い人であればプライオリティ・パスのある法人カードへ申し込むのがお得です。

このとき、法人カードをもっているだけでは不十分です。法人カードを入手した後、「プライオリティ・パスの申請」をするようにしましょう。多くはネット上から申請できるため、法人カードが届いたら手続きをする必要があります。

ちなみに、私が保有しているプライオリティ・パスは以下になります。申請して数日後、こうしたカードが届くようになります。

海外旅行へいくとき、法人カードやいつも使っているクレジットカードとは別に、プライオリティ・パスのカードを忘れずに持っていくようにしましょう。プライオリティ・パスのカードがないとラウンジを利用できないからです。

それでは、プライオリティ・パスが付帯サービスとしてついている法人カードとしてはどのようなものがあるのでしょうか。実は、そうした法人カードは意外と種類が少ないです。

以下に法人カードの種類を記します。

  1. セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
  2. 楽天ビジネスカード
  3. JCBプラチナ法人カード
  4. 三井住友ビジネスプラチナカード for Owners
  5. アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナカード

この中で「5. アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナカード」はインビテーション(招待制)であるため、通常申し込みはできません。また、アメックスのプラチナカードは年会費13万円など金額の面でもハードルが高いです。

そのため、「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」「楽天ビジネスカード」「JCBプラチナ法人カード」「三井住友ビジネスプラチナカード for Owners」から選ぶ必要があります。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

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プライオリティ・パスがつく法人カードの中で「リーズナブルでその他のサービスも優れているクレジットカード」であればセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードがお勧めです。

海外出張が多いとなると、海外での保険が付帯されている法人カードが適切です。また、海外でトラブルが起こったとき、コンシェルジュサービスがあると電話一本で解決できます。

これらすべての条件を満たし、年会費2万円で済むセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは非常に優れています。また、年間200万円以上の利用で年会費1万円になります。還元率も1.125%と非常に高いです。

プライオリティ・パスの年会費は399ドル(約4万円)ですが、個人事業主であっても法人であっても2万円の年会費を払えばプラチナカードとプライオリティ・パスの両方を手にすることができます。また、登記簿謄本の提出が不要なので審査も甘いことで知られています。

楽天ビジネスカード

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また、一人で活動する個人事業主や社長の中で、プラチナカードのような海外保険がなくても問題なく、コンシェルジュサービスも活用しない人であれば楽天ビジネスカードでも大丈夫です。年会費は1万2000円ほどです。

いわゆるゴールドカードですが、法人用の楽天ビジネスカードだけを発行することはできません。必ず楽天プレミアムカード(個人用のゴールドカード)と一緒に、楽天ビジネスカードを追加発行する必要があります。

メインのクレジットカードが楽天プレミアムカード(個人用ゴールドカード)であり、楽天ビジネスカード(法人用ゴールドカード)はサブだと考えてください。

こうした発行形態であるため、社員のいる社長や個人事業主などは社員への追加カードを作ることができません。また、プラチナカードほどの付帯サービスはありません。

そのため社員のいる社長が所有するカードとして、楽天ビジネスカードは適しません。ただ、社員が存在しない個人事業主や法人の代表取締役であれば従業員の存在は関係ありません。また、海外保険やコンシェルジュサービスを重視しない場合は楽天ビジネスカードを活用してみてください。

JCBプラチナ法人カード

JCB法人カードの中でも、最もステータス性の高いカードがJCBプラチナ法人カードです。年会費は3万円です。

審査基準は高めであるため、誰でも保有できるカードではありません。そのため、ある程度のビジネス経験をもつ人だけが申し込むようにしましょう。

プラチナ法人カードであるため、当然ながらプライオリティ・パスが付きます。また、海外旅行傷害保険は家族特約があり、家族分まで含めて補償されます。還元率は0.5%と低めですが、その他の特典に優れているのがJCBプラチナ法人カードです。

タクシーチケットの無料手配が可能であり、さらにはディズニーのオフィシャルチケットを優先的に取得できるようになります。こうした特典を得たい場合、JCBプラチナ法人カードが適切です。

三井住友ビジネスプラチナカード for Owners

VISAの大手で知られる三井住友カードが発行するプラチナ法人カードが三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersです。年会費は5万円です。

プラチナ法人カードにも関わらず、審査基準は非常に低いです。登記簿謄本の提出が不要のため、会社の状況では判断されないからです。設立一年未満や赤字の会社でも問題なく審査に通過します。

プラチナ法人カードなので利用限度額は高く、さらには実質的に還元率1%を実現できます。プライオリティ・パスが無料なのは当然として、海外旅行傷害保険は家族まで自動付帯され、コンシェルジュサービスがあり、指定のレストランを2名以上で予約すれば1名無料になるサービスもあります。

タクシーチケットの手配は無料となり、新幹線をお得に乗車できるカードも発行できます。電子マネーの支払いにも対応しており、あらゆるサービスを受け取ることのできる万能なプラチナ法人カードが三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersです。

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