経営者や医師を含め、ステータス性の高い人ではゴルフを楽しむする人が多いです。そうしたとき、クレジットカードの優待サービスを利用することを考えましょう。

法人カードはクレジットカードである以上、多くの優待サービスが存在します。これには、ゴルフも含まれています。「名門コースでのゴルフプレーが可能になる」「ゴルファー保険(ゴルフ保険)へお得に加入できる」などの特典があるのです。

ゴルフ接待については、問題なく経費として落とすことができます。そこで、ゴールド法人カードやプラチナ法人カードを活用することで、特別なゴルフ場でゴルファー保険もつけながらゴルフを楽しむことを考えましょう。

ここでは、どのように考えて法人カードを選び、ゴルフを楽しめばいいのかについて解説していきます。

法人カードにあるゴルフエントリーデスク

ビジネスカードを含め、クレジットカードに付いている機能の一つとしてゴルフがあります。法人カードを利用することで、ゴルフの予約サービスを利用することができるのです。

基本的には、ゴルフ関係の特典があるのはゴールドカード以上になります。一般カードを発行しても、ゴルフ特典を受け取ることはできません。そのため、法人カードであればゴールド法人カード以上を発行する必要があります。

通常であれば、それぞれのゴルフ場を調べたうえで電話などの予約をしなければいけません。ただ、多くの場合でクレジットカード会社には「ゴルフ専用の窓口」が設けられています。例えば、以下は三井住友カードのゴルフエントリーデスクとなります。

対象の法人カードを保有している人は、ここへ電話をかけることで予約できます。

もちろん、利用したいゴルフ場が決まっていなくても問題ありません。日程や希望の地域を伝えることで、その場所に合った最適なゴルフ場を案内してもらい、予約してもらうことも可能です。

名門コースでのゴルフプレーが可能

また、普通のゴルフコースではなく、通常なら予約を取ることのできない名門コースでのゴルフプレーが可能になります。

期間限定で予約できるようになっていることもあり、ゴールドカード以上の人であければ予約できるようになっているのです。

ゴルフは伝統と格式を重んじるスポーツであるため、一見さんお断りであることはよくあります。会員の人以外はプレーできないようになっているなど、通常の方法では立ち入ることすら許されないのです。

ただ、クレジットカードのゴルフエントリーデスクを利用すれば、そうした普通では予約できない名門コースであっても問題なく予約できるようになります。日本国内・海外にある700~1,200などのゴルフ場を予約でき、この中には名門コースも含まれるのです。

ちなみに、プラチナ法人カードなどよりグレードの高いビジネスカードを保有している場合、名門コースであっても割引を受けながらプレーすることが可能です。

例えば私は三井住友ビジネスカード for Ownersのプラチナ法人カードを有していますが、以下のようなキャンペーンが定期的に開催されています。

本来なら1プレーで25,000円ほどかかるところ、こうしたキャンペーンを利用することで1プレー20,000円ほど(グリーンフィー、乗用カートフィー、諸経費込み)で利用することができます。ただ、同じ三井住友の法人カードでも、当然ながらゴールド法人カードではこうした特典がありません。

ゴールド法人カードとプラチナ法人カードでは、利用できる特典範囲に違いがあることは理解しておきましょう。

非常に重要なゴルファー保険(ゴルフ保険)

ただ、ゴルフ場の予約については「自分でも行える」と考える人が多いです。名門コースについてはカード会社を通さないと難しいですが、単なるゴルフエントリーであれば特に手間なく達成できます。

しかし、それでもクレジットカードの特典を考えるのは重要です。法人カードによっては、ゴルファー保険(ゴルフ保険)へお得に加入できることがあるからです。ゴルフエントリーサービスよりも、実はゴルフ保険の方が重要になります。

ゴルフをするとき、ラウンド中にボールが当たってケガをすることがあるかもしれません。また、物を壊してしまうことが起こり得ます。そうしたとき、ゴルファー保険に加入していれば補償してくれるようになります。

ゴルフ保険の内容としては、以下のようになります。

・賠償責任保険

ゴルフの練習中(自宅を含む)や競技をしているとき、他人にケガを負わせてしまったときに備えたものが賠償責任保険です。

ケガの治療費や入院費などを補償してくれるものになります。

・傷害死亡・後遺障害補償

ゴルフ場で練習やプレーをしているとき、死亡してしまったり、後遺障害(体に障害が残ること)があったりしたとき、保険金が支払われる制度になります。

賠償責任保険はケガをさせた相手に対する保険です。それに対して、傷害死亡・後遺障害補償はあなた自身への保険となります。

・傷害入院・通院費用

ゴルフ場を利用しているとき、ケガによって入院や通院が必要になったときに補償されるものになります。

・ゴルフ用品損害費用

ゴルフ場内やラウンド中にゴルフ用品の盗難があったり、壊されてしまったりした場合、補償される制度になります。

注意点として、新品での価格ではないことがあります。経年劣化による時価価格で補償が降りると考えてください。

・ホールインワン・アルバトロス費用補償

ゴルフをする人であれば、ホールインワンはうれしいです。ホールインワンよりも確率の低いアルバトロスもあります。

ただ、ホールインワンをしたら達成した本人がご祝儀を用意しなければいけません。そのときに備える補償です。

賠償責任保険は非常に重要

こうした保険はあるものの、最も重要なのは賠償責任保険になります。

自動車保険でも、自分の事故よりも他人へ危害を加えたときの保険が非常に重要となります。賠償額があり得ないほど高額になるからです。これと同じように、ゴルファー保険でも賠償責任保険をどれだけ補償してくれるのかを考えなければいけません。

ゴルフでの練習中であれば、賠償責任保険が適応されます。そのため、ゴルフ場で起こった事故でなくても補償対象になります。

例えば、以下のようなケースでも問題ありません。

  • 自宅でゴルフの練習をしていて、ボールが隣の家まで飛んで人に当たった
  • 素振りの練習中、ゴルフクラブが他人に当たってケガをさせてしまった

ゴルフ場でのラウンド中でなくても、ゴルファー保険に加入すればあらゆる場面に備えることができます。万が一に備え、加入するメリットは大きいです。

次に重要なホールインワン・アルバトロス補償

そして、次に重要なのがホールインワン・アルバトロス補償です。海外では存在しないものの、日本ではホールインワンやアルバトロスを達成したとき、達成者が他の人に対してお祝いを振舞うという習慣があるのです。

通常、ホールインワンはうれしいです。ただ、こうしたお祝いの慣習があるので「ホールインワンを達成しても素直に喜ぶことができない」という実情があります。

具体的にどのようなお祝いをしなければいけないのかというと、以下のようになります。

  • プレー仲間への記念品(クオカードなど)
  • キャディさんへのチップ
  • ゴルフ場への植樹

自分のお祝いにも関わらず、なぜか自らお金を負担して出費しなければいけません。高額な出費を防ぐため、何かの間違いでホールインワンをしてしまったときにゴルフ保険に入っておくといいです。

法人カードではゴルファー保険がお得になる

それでは、法人カードごとの補償内容はどのようになっているのでしょうか。また、ビジネスカードをもっていれば自動でゴルファー保険が適用されるのでしょうか。

まず、残念ながら法人カードでゴルファー保険が自動付帯(自動で保険適応される)になることはほとんどありません。自らゴルフ保険に加入する必要があります。

お金が必要になることについてはデメリットです。ただ、ゴルフ保険については一般的な保険会社が提供するものよりも、カード会社が保険会社と提携して出しているゴルファー保険の方が値段や内容が優れたものになります。

そのため、ゴールド法人カードやプラチナ法人カードをもった状態でゴルファー保険に申し込みをするとお得になります。

ゴルフ保険の内容

それでは、クレジットカード会社経由で入会できるゴルファー保険としては何があるのでしょうか。

申し込み方法については、会員サイトから応募すれば問題ありません。例えば三井住友カードであれば、以下のような場所から申し込むことができます。

こうした場所から申し込みをするのですが、それぞれのカード会社ごとに用意されているゴルフ保険の内容を以下に記します。なお、保険にはグレードがあるので最も安い金額の保険を記します。

三井住友カード クレディセゾン アメックス
年会費 3,000円 3,600円 2,680円
賠償責任 5,000万円 5,000万円 3,000万円
傷害死亡・後遺障害 200万円 300万円
傷害入院・通院 320万円 日額2,000~3,000円 日額3,000~4,500円
ゴルフ用品損害 10万円 15万円 10万円
ホールインワン補償 10万円 10万円 10万円

この中で重要なのは、前述の通り賠償責任になります。年間3,000円ほどの金額で3,000~5,000万円の補償に入れるため、ゴールド法人カード以上の場合は会社経費で保険に入るようにしましょう。自宅でのゴルフ練習にも補償適応されるので、多くの範囲をカバーする保険となっています。

自動車保険のように何万円もの費用が必要なわけではないため、ゴルファー保険は非常に手ごろです。

なお、保険金額の大きいグレードの高いゴルファー保険になると、さらに補償内容は手厚くなります。ただ、基本的には最も安いプランのゴルフ保険で問題ありません。

ゴルフ利用に適した法人カード

それでは、全国にあるゴルフ場を利用したり、ゴルファー保険に加入したりするとき、どのようなビジネスカードが適切なのでしょうか。

法人カードには種類があります。その中でも、「利便性に優れており、ゴルフ特典も有しているクレジットカード」となると数は限られます。そこで、ゴルフの特典に優れたおすすめの法人カードを紹介します。

これには、以下のようなゴールド法人カードやプラチナ法人カードがあります。

三井住友ビジネスカード for Owners

三井住友カードでは、会員サイトから「ネットde保険@ごるふ」というゴルフ保険に加入できるようになっています。また、名門コースの利用を含めて全国約700のゴルフエントリーサービスも利用できます。

三井住友ビジネスカード for Ownersのゴールド法人カードは年会費10,000円(初年度無料)です。また、利用限度額は50~200万円となっています。還元率は0.5%とスペックは普通です。

なお、プラチナ法人カードだと年会費は5万円ですが、還元率が実質1%になったり、ゴルフエントリー代行手数料が無料になったりなどの特典があります。ゴルフコースについてはプラチナコンシェルジュデスクも利用でき、ゴルフ以外にも空港ラウンジを使えるなど多くの特典があります。

こうしたことを含め、ポイント還元率や利用限度額、その他の特典まで含めて三井住友ビジネスカード for Ownersのゴールドカードがいいのか、プラチナカードがいいのか検討するようにしましょう。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカード

プラチナ法人カードのスペックであり、ゴルフエントリーサービスがあったり、ゴルフ保険にお得に入れたりするクレジットカードとしてセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカードがあります。

クレディセゾンが発行するプラチナカードであり、「ゴルフ安心プラン」というゴルフ保険があります。ゴルファー保険は保険料が月額300円(年間3,600円)からと低価格です。ただ、補償限度額5,000万円と高額になっています。

ゴルフエントリーサービスについては、全国約200と数が少ないことに注意が必要です。ただ、名門コースについては問題なく利用できます。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカードは年会費2万円です。ただ、年間200万円以上のカード決済で年会費1万円まで下がります。さらに利用限度額は高く、ポイント還元率は1.125%と高水準です。もちろん、プラチナ法人カードなのでコンシェルジュデスクも利用できます。

名門コースでのプレーやゴルフ保険を含め、プラチナ法人カードとして多くの特典を受け取りたい場合はセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカードが適切です。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

アメックスが発行するゴールド法人カードとして、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードがあります。

アメックスでは「ゴルファープロテクション」というゴルフ保険があります。年会費が「2,680円」「9,590円」「19,370円」のゴルフ保険から選ぶことができます。

アメックスは旅行サービスに優れているため、ゴルフ特典も充実しています。まず、全国1,100以上のゴルフ場および海外(ハワイ・グアム・サイパン)で予約できます。予約手数料は無料です。これに加え、前述の通り年間2,680円など格安でゴルファー保険に加入できます。

年会費は31,000円(当サイトからの申し込みで初年度無料)ですが、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードであればゴルフに関する特典は手厚くなります。

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