車用品を販売しており、車検やエンジンオイル交換などのメンテナンスなども幅広く手掛けている会社にオートバックスがあります。

このオートバックスは専用の法人カードを発行しており、名前をオートバックスパートナーズカードといいます。JCBの国際ブランドにより、日本全国で利用できるようになっています。

当然、オートバックスのビジネスカードなので車用品を購入したり、オートバックスで車検に出したりするときに大きなメリットがあります。そのため、車を利用する機会の多い会社であれば法人カードとして発行しておくと便利です。

そこで、オートバックスパートナーズカードによってどのような特典を受け取ることができるのか解説していきます。

一般法人カード ゴールド法人カード
対象  個人事業主・法人
券面
年会費  1,250円(税別)
初年度無料
 10,000円(税別)
追加カード  1,250円(税別) 3,000円(税別)
還元率 0.5%
ETCカード年会費 無料
ETCカード枚数制限 複数枚発行可能
限度額 公式サイト参照 公式サイト参照
国際ブランド jcb

社用車が多い個人事業主・法人におすすめのビジネスカード

個人事業主や法人など、自らビジネスをしている人で保有できるビジネスカードがオートバックスパートナーズカードです。それでは、どのような人に向いている法人カードなのでしょうか。

これについては、車に乗る機会の多い法人となります。

社用車に乗る機会の少ない会社だと、オートバックスパートナーズカードを作る意味は正直ありません。他の法人カードを作ったほうがいいです。

一方で車用品を購入する機会があったり、社用車が多いために車検に出すことがわりと多かったりする場合、事前にオートバックスパートナーズカードを保有しておくと大きく得をします。つまり、それだけ経費削減になるのです。

これは、オートバックスパートナーズカードで以下のような特典を受けられるからです。

カー用品の割引を受けられるメリット

まず、オートバックスパートナーズカードの分かりやすいメリットとして、オートバックスの店舗で商品を購入するとき、すべての物品について5%引きになることがあげられます。それだけ安く商品を購入できるのです。

社用車をたくさん保有している場合、どうしてもタイヤが摩耗してきたり、冬にスタットレスタイヤに交換しなければいけなかったりします。また、メンテナンス用品を買うこともあります。例えばオートバックスでは、以下のような幅広い種類のカー用品を販売しています。

経営者によって、車にどれだけこだわるのかは異なります。社員が利用する場合、できるだけ簡素な装備にすることがあれば、主に社長がメインで社用車を利用するためできるだけ内装にこだわりたいという方針の会社もあります。

経営方針によってバラバラではありますが、いずれにしても社用車がある場合はカー用品を購入するのは必須です。そうしたとき、法人カードを保有しておくだけで割引を受けることができるようになっています。

※工賃、燃料、車輌、飲食、タイヤ処分料など、割引の対象外となっているサービスも存在します。

エンジンオイルやオイルフィルター、エアーフィルター交換の工賃が無料

また社用車を利用する場合、定期的な点検が必要になります。例えば一般的な車であれば、1年に一回はオイル交換しなければいけません。軽自動車なら半年に一回はエンジンオイルを交換するべきといわれています。

また、オイルフィルターについては2年に一回の交換が一般的です。エアーフィルター(エアークリーナー)についても、5年に一回は交換したほうがいいといわれています。

これらの材料費については前述の通り、5%割引で購入できます。ただ、このときの交換費用(工賃)については、オートバックスパートナーズカードを保有していれば無料になります。

もちろんオートバックス以外の店舗でエンジンオイルやオイルフィルター、エアーフィルターを購入した場合、工賃無料の対象外になってしまいます。ただ、きちんとオートバックスの店舗で申し込めば工賃がタダです。

タイヤ・オイル・バッテリーの無料点検を実施

法律では、1年に一回は車の点検を受けなければいけないことになっています。車検とは別に点検が必要になるのです。一般人の場合は特に気にしている人は少ないですが、ビジネスをしている法人がこれを無視するわけにはいきません。

そうしたとき、オートバックスパートナーズカードを利用すれば全国のオートバックスで無料点検を実施できるようになっています。

このとき、以下のような項目について無料点検が可能になっています。

  • タイヤ:摩耗や傷、ひび割れなど
  • エンジンオイル:エンジンオイル量の過不足
  • バッテリー:バッテリーの充電状態
  • ワイパー:ワイパーの劣化によるフロントガラスの視界不良
  • ライト回り:ヘッドライド、ウインカーの電球切れ

これら面倒な点検作業については、オートバックスに頼めばすべて無料です。そこで保有する社用車について、オートバックスパートナーズカードを発行した状態でオートバックスに出向き、点検作業を代行してもらうといいです。

追加カードの発行は上限なく可能

また法人カードの場合、社長一人だけが利用するとは限りません。特に社用車を保有してオートバックスでの特典を受ける場合、その他の役員や社員に法人カードを持たせることはよくあります。

そうなると追加カードが必要になりますが、オートバックスパートナーズカードの場合は上限なく追加カードを発行できるようになっています。

もちろん、追加カードを作るごとに年会費は必要になります。具体的には、以下の年会費がかかってきます。

  • 一般カード: 1,250円(税別)
  • ゴールドカード:3,000円(税別)

法人カードの中では安い金額で保有できるビジネスカードですが、このように追加カードについてもお手頃な年会費となっています。

ETCカードを複数枚、無料で発行できる

なお、ビジネスで車を保有する個人事業主や法人の場合、高確率で使うことになるのが高速道路です。高速道路ではETCカードを使うことになりますが、事前に法人ETCカードを保有していれば便利です。

このときオートバックスパートナーズカードについて、法人ETCカードを無料で発行できるようになっています。

しかも、特に法人ETCカードの発行枚数に制限があるわけではありません。無料で多くのカード発行が可能になっています。

もちろん、法人ETCカードの発行枚数が多すぎると希望に添えないケースがあります。ただ、オートバックスパートナーズカードを発行すれば、複数枚の法人ETCカードを作ることで、何台もの社用車で高速道路利用が可能になります。

オプションでロードアシスタンスサービスが付帯

またオプションにはなりますが、ロードアシスタンスサービスを付帯させることができます。年会費は「カード使用者1名につき980円(税別)」となります。

ロードアシスタンスサービスの年会費については、オートバックスパートナーズカードの年会費請求と同時期に行われます。また代表者がロードアシスタンスサービスを利用する場合、「追加カードについても自動的にロードアシスタンスサービスへ申し込んだことになる」という点に注意が必要です。

つまり、追加カードの発行枚数が多いとその分だけ年会費が増えてしまいます。そのため、このサービスを利用するのかどうかについては慎重に検討しましょう。

・JCBロードアシスタンスサービスの内容

それでは、実際のJCBロードアシスタンスサービスはどのようになっているのでしょうか。ロードサービスとしては、以下のようなものがあります。

  • レッカーサービス:10kmまで無料
  • 路上サービス:30分以内無料

路上サービスとしては、「スペアタイヤ交換」「鍵開け」「バッテリーがあがったときの対応」「故障時の応急処置」などがあります。これら緊急事態に備えるためのサービスがロードアシスタンスサービスです。

ただ、そこまで重要でないと考える場合は申し込まなくても問題ありません。

ポイント還元率は0.5%と普通

またポイント還元率については、ビジネスカードの中では一般的な0.5%です。そのため、特別に還元率がいいわけではなく、反対に悪いわけでもありません。

このとき国際ブランドはJCBであるため、JCB独自のポイントであるOki Dokiポイントが貯まるようになります。

オートバックスパートナーズカードを利用する場合、1,000円の利用に対して1Oki Dokiポイントが付与されます。「1Oki Dokiポイント=5円」の価値があります。1,000円の利用で5円分が貯まるため、還元率0.5%となっています。

法人カード利用によって貯まるポイントについては非課税の現金と同じであり、商品券などに変えることで社長が個人利用して問題ありません。

プラスEXで新幹線利用がお得になる

オートバックスパートナーズカードを利用する場合、他に必ず利用するといいサービスとして、プラスEXの発行があります。

プラスEXのカードを発行すれば、新幹線予約がお得になるエクスプレス予約を利用できます。

エクスプレス予約では「ネット上での予約変更がいつでも無料」「自由席と同じ料金で指定席に乗れる」「早めの予約で割引サービスがある」など、メリットしかないサービスになります。

エクスプレス予約の会員になるには年会費1,000円が必要になります。ただ、自由席と同じ金額で指定席に乗れるため、一回でも新幹線に乗れば元を取ることができます。私はいまではプラスEXを使い、チケットレスで新幹線乗車しています。

ネット上で新幹線予約をしたあと、新幹線乗車口のうち以下の「IC」という部分にプラスEXのカードをかざすだけで、チケットレスで通過できるようになっています。

あとは指定席に行くだけなので、非常に便利なサービスだといえます。車だけでなく、新幹線移動でも得をする法人カードです。

ゴールドカードとの違いは何か

このとき、基本は一般カードに申し込みをすればいいですが、中にはゴールドカードにしようかと迷う個人事業主や法人経営者もいます。それでは、一般カードとゴールドカードでは何が違うのでしょうか。

まず、オートバックスが付与するカー製品割引や工賃無料などの特典については、一般カードもゴールドカードも違いがありません。そのため、一般カードの発行でも特に問題ないです。

ただ、ゴールドカードだと利用限度額が当然ながらその分だけ高くなります(利用限度額は公式サイト参照)。そのため「カード決済額が2ヵ月で100万円以上になる会社」など、カード決済額が大きくなる場合はゴールドカードへ申し込むといいです。

その他にも「ショッピング保険」「名門ゴルフプレー」などゴールドカードならではの特典はありますが、重要なものとしては以下の2点があります。

  • 空港ラウンジの利用
  • 海外旅行傷害保険

それぞれを確認していきます。

ゴールドカードラウンジを利用できる

ゴールドカードを保有していれば、空港ラウンジを利用することができます。国内線であれば、ほとんどの空港でゴールドカードラウンジが存在します。

例えば、以下は伊丹空港(大阪)にあるゴールドカードラウンジです。

ゴールドカードラウンジだと、アルコール類については乏しいです。ただ、ソフトドリンクは飲み放題になっていますし、固いイスではなくそれなりにしっかりしたイスに座ることができます。私の場合、パソコンを持ち込んで充電しながらいつも仕事をしています。

こうした空港ラウンジを無料で利用できることが、ゴールドカードを保有するメリットの一つです。

海外旅行傷害保険が無料付帯となる

海外へ旅行・出張するとき、「ゴールドカードでは旅行保険が無料で付いてくる」ことも一般カードにはないメリットとなります。

海外で病気やケガによって入院する場合、高額な医療費になるケースが一般的です。そのために多くの人は事前に海外旅行保険に加入します。

ただ、クレジットカードに旅行保険が付帯されるようになっていると、海外旅行保険に別途自ら加入していなくても問題ないようになります。そのため、海外旅行・出張が多い場合は海外旅行傷害保険が無料で付いてくるゴールドカードを保有するのが基本となります。

その点、オートバックスパートナーズカードのゴールド法人カードは最高1億円の旅行保険があり、これが自動付帯となります。

車でビジネスをする会社におすすめのクレジットカード

こうした特徴をもつ法人カードがオートバックスパートナーズカードです。車関係のビジネスを展開している、大手カー用品会社のオートバックスが発行する独自のクレジットカードになります。

オートバックスのクレジットカードであるため、法人カードの特典としてはカー用品購入の値引きだったり、オイル交換の工賃が無料だったりなど、車関係でのメリットが目立つようになります。そのため、社用車を保有して車に乗る機会の多い会社に効果的なビジネスカードだといえます。

車の点検費用も無料であるため、クレジットカードを一枚保有しておくだけで多くの特典を受け取れるようになります。

また、国際ブランドはJCBなので法人カードとしてのスペック自体も特に問題はありません。ポイント還元率は0.5%と低いわけではないですし、新幹線予約がお得になったり、法人ETCカードを無料で発行できたりする特典もあります。

こうしたことを理解したうえで、一般カードまたはゴールドカードに申し込むようにしましょう。社用車をたくさん保有する会社であるほど、威力の大きい法人カードになります。

一般法人カード ゴールド法人カード
券面
年会費  1,250円(税別)
初年度無料
 10,000円(税別)
追加カード  1,250円(税別) 3,000円(税別)
還元率 0.5%
ETCカード年会費 無料
ETCカード枚数制限 複数枚発行可能
限度額 公式サイト参照 公式サイト参照
国際ブランド jcb
海外旅行保険 最高1億円(一部利用付帯)
※カード利用なしでも5,000万円は自動付帯
国内旅行保険 最高5,000万円(自動付帯)
ショッピング保険 最高500万円(国内&海外)
その他サービス 空港ラウンジサービス
ゴルフエントリーサービス など

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